LIVE REPORT

2010.3.6 sat四谷天窓comfort

2010年3月6日(土)四谷天窓comfortにて。
2年ぶりにライブに出演させていただきました。今年からはフリースタイルに切り替え、ライブ活動を再開させることにいたしました。

今回のライブのテーマは「リセットと再出発」。
これまでたくさんの貴重な音楽経験をさせていただいた感謝の上に、今の音楽活動があります。今年から始まる新しい挑戦に元気よく出発できるように。そんな感謝と願いを込めたライブでした。

わたしの原点、音楽のルーツでもあるTPD(東京パフォーマンスドール:以下TPD)を初め、数年歌っていなかったオリジナル曲を中心に選曲しました。 大勢のお客さまにお越しいただき、舞台に上がった瞬間とても感激しました。とても暖かく迎えてくださり、幸せな気持ちいっぱいでライブをスタートすることができました。
Saturday night fantsy(TPD)

TPDライブでは、2幕のオープニングで歌われていた名曲です。
当時はキラキラした衣装で、階段になった舞台セットにのぼり、幕が始まるのを待っていました。幕が上がると同時にこの曲が始まると「いよいよ始まる!」っと、とてもワクワクしたものです。
ちょうどライブの日が、土曜日の夜だったっということもありますが(笑)、あの頃の気持ちのように明るくスタートしたくてこの曲をうたわせていただきました。
ここ数年、MCをセリフに置き換えたライブを行っていたので、久しぶりにナンでも話してよいライブです(笑)自由って嬉しいな(笑)っと思ってしまったりしました(笑)
2年ぶりのライブなので、演奏のほかにみなさんに近況報告をしながらライブを進めました。2曲目は久しぶりに歌いました。

わたしぼっち
ここ2年間での大きな変化は、中国上海で生活をしたことです。ブログ等で上海生活ご報告していたのですが、ブログでは書けなかった数々のハプニングをご報告(笑)
中国上海の生活では、日本とは全然違うとても興味深い音楽がたくさん聞こえてきました。街中ですれ違う人たちが、よく鼻歌を歌いながら歩いているのも印象でした。歌が好きな人たちなんだな。っと親近感を覚えたりもしました。
なかでも圧倒的な存在感を放つテサレテンさんの歌は、今も中国の地でさらに美しく力強く歌い続けられています。中国本土で聞くテサレテンさんの歌声は格別でした。

時の流れに身を任せ(我只在乎你)
(日本語と中国語で歌いました。)
中国上海では素晴らしい出会いがありました。中国人のステキなお友達が出来ました。
中国語を教えてくれた先生。日本語が上手でいつも遊びに連れて行ってくれたカワイイ女の子のお友達。上海から帰国するときは、別れがとても寂しかったです。異国の地で心細かったわたしにとても親切にしてくれました。今、日本と中国と離れていても大切な大切なお友達です。

次の曲は「季節を抱きしめて」の歌詞を一緒に書いてくださった沢村淳子さんのバンドで、歌ってくださった曲です。この曲は10年位前にわたしが作曲したものです。沢村先生の歌詞は、偶然にも旅先で出会った少女のことが書かれている、とても美しく小説のような世界でした。わたしは上海のお友達の女のことを思い浮かべて歌いました。セルフカバーです。

ROSY CLOUD
ガラスの瞳
2年ぶりにみなさんに会えて、そして久しぶりで遅い時間にも関わらず、最後まで歌をお聴きくださり、本当にありがとうございました。
ライブの基本の楽しみを感じ、初心に戻り素直に楽しいと思えた素晴らしい時間でした。
まるで音を立てるかのように自分の中でも、新しいエネルギーが湧き上がるのをハッキリと感じました。とても大きなパワーをいただいた忘れられないライブになりました。
今年も、みなさんにとって明るいステキな春が来ますように。願いをこめて。最後の曲です。

季節を抱きしめて
全曲の演奏を終え舞台を降りようと思ったら、ドアが開かないハプニング(笑)。
アンコールの拍手をいただき、再びピアノへ。
ここで大事な音楽の近況報告もしました。実はこの度、2011年長崎佐世保で行われる中村龍史先生演出の舞台音楽作曲に初挑戦させていただくことになりました。今からとても楽しみです。(詳しくはニュースページをご覧ください)
またホームページも、このライブの時間にリニューアルになりました。
このライブが新しい出発になるようにと、ホームページスタッフさんの川又さん、石井さんがライブ本番中にリニューアルをしてくださいました。こうした何重のも嬉しさで、歌を歌うことができました。

月亮代表我的心(中国語)

最後はぜひみなさんにご紹介したいと思っていた中国の曲がありました。とても有名な曲でご存知の方も多いと思います。中国語を勉強始めた日本人の多くはまずこの曲を歌うと言われるくらい馴染みの深い曲です。中国で初めてこの曲を聴いたとき、素晴らしいメロディーにとても感動しました。聴くだけで心身ともに癒される名曲です。
満席の会場のみなさん、天窓スタッフさんのみなさんにとても明るくあたたかく迎え入れていただき、わたしは1曲ごとにたくさんの幸せをかみしめながら、明るい再スタートを切らせていただくことが出来ました。
久しぶりにお会いできた方もたくさんいらして、同窓会みたいで嬉しかったです(笑)。みなさん全員、おひとりおひとりとご挨拶をしたかったのですが、お時間がなくご挨拶出来なかった方には本当に申し訳ありませんでした。次はゆっくりお話しましょうね。
ライブ活動を再開したいわたしの希望に加え、みなさんや、天窓さんからのあたたかいお誘いもあり、今年からまた定期的にライブに出演させていただけることになりました。支えてくださるみなさまへ、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。お忙しい中、そして遅い時間にもかかわらず最後まで演奏をきいてくださり、本当に本当にありがとうございました。
(次回のライブ日程は決定次第お知らせいたします。)